九州横断3県テーマ旅行

長崎 夕日が美しいキリシタンの里~遠藤周作が魅せられた町~

禁教期にも組織的にキリスト教信仰が密かに継承された外海地区は、世界遺産候補の「大野集落」・「出津集落」の2つの構成資産を持つエリア。
解禁後に外海地区に赴任したド・ロ神父は、貧しかった人々の生活の立て直しに尽力し、教会堂や当地の生活向上の施設を建設し、生涯を外海に捧げた。
遠藤周作の『沈黙』の舞台ともなった外海地区の美しい大海原の傍らで繰り広げられた、深い信仰と愛に満ちたドラマを旅してみては。

大野教会堂(「外海の大野集落」内)

大野教会堂(「外海の大野集落」内)

大野は、1599年の平戸領主松浦氏の弾圧で長崎に亡命したキリシタン籠手田一族にゆかりあると伝えられる地。1893年、信徒のためにド・ロ神父が設計し、私財を投じて信徒とともに石造りの教会を建てた。

所在地
長崎市下大野町2619
問い合わせ先
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター 095-823-7650
出津(しつ)教会堂(「外海の出津集落」内)

出津(しつ)教会堂(「外海の出津集落」内)

禁教期に小規模な潜伏キリシタンの信仰組織が連携し、聖画や教義書、教会暦などを密かに伝承し、自分たち自身で信仰を続けた出津集落。1879年に出津・黒崎地区に赴任し生涯を外海に捧げたド・ロ神父が、風の強い斜面の台地に、1882年、私財を投じて質実剛健な教会を建てた。

所在地
長崎市西出津町2633
問い合わせ先
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター 095-823-7650
ド・ロ神父記念館(「外海の出津集落」内)

ド・ロ神父記念館(「外海の出津集落」内)

いわし網工場跡の建物が現在の記念館。内部には宗教関係や医療、建築など神父がこの地で行った様々な事業に関する品物が収められている。  開館:9:00~17:00    入館料:大人300円/人、団体(10人以上)240円/人

所在地
長崎市西出津町2633番地
問い合わせ先
0959-25-1081
旧出津救助院(「外海の出津集落」内)

旧出津救助院(「外海の出津集落」内)

ド・ロ神父が困窮を極める村人達を救うため、私財を投じて設立した明治初期の授産・福祉施設で、後に修道院へと発展する。授産場、マカロニ工場、鰯網工場(現ド・ロ神父記念館)の3棟の建物が残り、国の重要文化財に指定されている。ここでは、織物やマカロニ、そうめん製造などの技術を教え、人々の自立を促した。ド・ロ神父独自の工法で築かれた「ド・ロ壁」が延びるマカロニ工場は建物もさることながら、ド・ロ神父が多方面に渡って、外海の人々を支えてきた証として貴重なものだ。  開館:9:00(日曜日は11:00)~17:00    休館:月曜日(祝日の場合は翌日)  入館料:大人300円/人、団体(10人以上)250円/人

所在地
長崎市西出津町2696‐1
問い合わせ先
0959-25-1002
遠藤周作文学館

遠藤周作文学館

遠藤文学の原点とされる小説『沈黙』の舞台となった外海。東シナ海を臨み、素晴らしいロケーションに建つ瀟洒な文学館。眼前に雄大な外海の自然が展開する。館内には遠藤周作の生前の愛用品、遺品、生原稿、膨大な蔵書などが展示され、彼の生涯や足跡を紹介している。  開館:9:00~17:00    入館料:大人360円/人、団体(10人以上)250円/人

所在地
長崎市東出津町77番地
問い合わせ先
0959-37-6011
道の駅 夕陽が丘そとめ

道の駅 夕陽が丘そとめ

長崎市の北部に位置する市内で初めての道の駅。遠藤周作文学館が隣接しており、車を停めて角力灘(すもうなだ)に浮かぶ島々や出津文化村の素晴らしい風景を満喫できるスポット。 角力灘の夕日は外海の魅力の一つ。晴れた日には五島列島まで見渡せる絶景!

所在地
長崎市黒崎東出津町149-2
問い合わせ先
0959-25-1430